家計簿で「固定資産」を管理する意味

車・パソコン・家電など、長期間使う高額な買い物は、購入した月に全額を支出として計上してしまうと、その月だけ家計が大きく赤字に見えてしまいます。簿記の世界では、こうした資産を「固定資産」として資産計上し、実際に使う期間にわたって少しずつ費用に振り替えていく「減価償却」という考え方を使います。BokiBookには、この固定資産台帳と減価償却の自動計上機能が搭載されており、家計簿アプリとしては珍しく複式簿記ベースでこの管理ができます。

固定資産を登録する

固定資産を管理するには、「固定資産台帳&自動仕訳設定」画面を開きます。

  1. 「資産を登録」ボタンをタップします。
  2. 資産名(例:ノートパソコン、軽自動車 など)を入力します。
  3. 取得日と取得価額を入力します。
  4. 耐用年数を入力します(パソコンなら4年、車なら6年など、資産の種類に応じた年数の目安があります)。
  5. 償却方法を選びます。毎年同じ金額ずつ費用化する「定額法」と、購入当初に多く費用化する「200%定率法」から選べます。
  6. 記帳方法を選びます。資産の金額を直接減らしていく「直接法」と、「減価償却累計額」という科目で間接的に減らしていく「間接法」から選べます。

登録が完了すると、資産一覧に「償却中(定額法・直接法)」のように、選んだ償却方法・記帳方法がバッジ表示されます。

過去に買った資産を今から登録する場合

数年前に購入した車やパソコンを、今からBokiBookに登録することもできます。取得日を過去の日付で入力すると、その時点から現在までに本来計上されているはずの減価償却額が自動で計算され、登録前の画面に「既償却額」と「現在の帳簿価額」のプレビューが表示されます。ゼロから記帳を始める場合でも、資産の状態を正しい金額から出発させられます。

減価償却仕訳を自動で計上する

固定資産を登録した後は、毎月手作業で仕訳を入力する必要はありません。月次決算のタイミング、または画面内の「一括自動計上」ボタンをタップするだけで、登録済みの資産すべての減価償却仕訳がまとめて自動生成されます。耐用年数の最後の年には、帳簿価額が0円ではなく備忘価額の1円になるよう自動で調整されるので、資産が完全になくなったのか、まだ手元に残っているのかを帳簿上でも区別できます。

この機能は無料プランからすぐに試せます。

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固定資産管理を家計に取り入れるメリット

固定資産台帳をつけておくと、貸借対照表(BSレポート)に「車」「パソコン」などの資産が、実際の価値に近い金額で表示されるようになります。買った瞬間に全額が支出として消えてしまうのではなく、資産として家計の中に残り続け、使うにつれて少しずつ価値が減っていく様子を数字で追えるのが、複式簿記ならではの視点です。まずは今お使いの車やパソコンなど、身近な資産を1つ登録することから試してみてください。