仕訳の一覧だけでは分からないこと

複式簿記で仕訳を入力していくと、「いつ・どんな取引があったか」という時系列の記録は積み上がっていきます。しかし、「食費という科目だけを見たとき、今月どう増減してきたか」「保険の積立はいまいくら貯まっているか」といった、勘定科目1つに絞った動きは、仕訳の一覧を眺めているだけでは追いにくいものです。簿記3級では、この「勘定科目ごとに仕訳を転記し直した帳簿」を総勘定元帳(そうかんじょうもとちょう)と呼びます。BokiBookには、入力した仕訳を科目別に自動で集計してくれる総勘定元帳の画面が搭載されており、家計簿アプリとしては珍しく、この元帳の考え方をそのまま体験できます。

BokiBookで総勘定元帳を見る

総勘定元帳を確認するには、以下の手順で操作します。

  1. 画面下部のナビゲーションから「総勘定元帳」タブを開きます。
  2. 「親勘定科目」のプルダウンから、確認したい勘定科目(例:食費、水道光熱費、保険積立金 など)を選びます。
  3. 選んだ科目に補助科目が登録されている場合は、「補助科目の絞り込み」プルダウンが表示されるので、さらに特定の補助科目だけに絞り込むこともできます(絞り込まなければ、その親科目全体の元帳が表示されます)。
  4. 画面には、その科目に関係する仕訳が日付順に並び、1件ごとの増減と、その時点での累積残高が確認できます。

親科目を切り替えるたびに補助科目の選択はリセットされるので、常に今選んでいる科目に対応した絞り込みだけが表示される仕組みです。

この機能は無料プランからすぐに試せます。

🌱 無料登録して使ってみる ➔

家計での活用例

例えば「食費」を選んで元帳を開けば、月の途中でも今月ここまでの累積支出が一目で分かり、使いすぎに早めに気づくことができます。また、生命保険料の記事で紹介した「保険積立金」のような資産科目を選べば、毎月少しずつ積み上がっていく貯蓄型保険の残高を、通帳を見るのと同じ感覚で確認できます。1つの勘定科目にしぼって残高の推移を追えるのは、単式簿記の家計簿にはない、複式簿記ならではの見方です。日々の仕訳を入力したら、ときどき総勘定元帳を開いて、気になる科目の動きをのぞいてみてください。